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【体験レポート】足で刻む、沖縄の鉄道史 〜与那原線ウォーク のぼりコース に参加しました〜

最終更新日:2026.03.29

【体験レポート】足で刻む、沖縄の鉄道史〜与那原線ウォーク のぼりコース に参加しました〜

2026年3月7日(土)、軽便与那原駅舎展示資料館が主催する「与那原線ウォーク のぼりコース」に、担当者として参加してきました。与那原駅跡から那覇駅跡(ゆいレール旭橋駅下・転車台遺構前)までの約10キロを歩くというこのイベント、毎回大好評とのことですが、実際に体験してみて、その人気の理由が身をもってわかりました。

10キロ、歩けるか不安でした

出発前、正直なところ「10キロ…さすがに長くないか」という不安がありました。しかし、いざ歩き始めると、学芸員の喜納さんの軽妙な解説と、参加者の皆さんとのたわいない会話のおかげで、気づけばどんどん先へ進んでいました。参加者の年齢層はやや高めでしたが、途中でリタイアした方はゼロ。全員が最後まで歩き切りました。体力的に不安な方でも、無理せず楽しめるペースで進んでいきますので、ぜひ気軽に挑戦してみてください。

解説を聞くほど、街の風景が変わっていく

このイベントの最大の魅力は、何といっても喜納学芸員の解説です。「実はこの細長い土地、軽便鉄道の跡地だったかもしれません」——そんな一言を聞いてからというもの、歩けば歩くほど街の見え方がガラリと変わりました。後半になると、解説を待たずとも「あの形はもしかして軽便に関係あるのでは?」と自分から街の痕跡を探している自分がいました。

普段は車で通り過ぎるだけの道を歩くことで、裏道や路地に残る軽便鉄道ゆかりのスポットを発見できる瞬間もあり、その「見つけた!」という満足感はなかなかのものです。いわゆる観光ガイドブックには載っていない、歩いてこそ出会える与那原・那覇の姿がそこにありました。

 

過去を歩きながら、未来を考える

ゴールの那覇駅転車台遺構に到着したとき、不思議な達成感がありました。たった半日で沖縄の鉄道の歴史を体で感じ、かつてこの道を行き来した人々の暮らしを想像し、そして今・未来を生きる自分自身について考えさせられる——そんな体験になるとは、出発前には思ってもいませんでした。

廃線跡を眺めながら「ここをあの軽便が走っていたら、どんな景色だったんだろう」と、頭の中で映像を勝手に描いて楽しんでいる自分もいました(笑)。歴史の学びって、こんなにワクワクするものなんですね。

参加料500円は、激安です

これだけ充実した内容で、参加料はなんと500円(資料代・保険代込み)。コストパフォーマンスという言葉では片付けられないくらい、内容が濃い時間でした。ウォーキングで健康づくりができて、歴史の知識も深まって、地域の新たな一面にも出会える。一粒で何度もおいしいイベントです。

次のウォーク、ぜひ参加してみてください

与那原線ウォークは、先着順で、申し込み開始後すぐに埋まることも多い人気イベントです。開催のたびに解説やプログラム内容も進化していっているということから、次回も楽しみです!次回開催の詳細は、軽便与那原駅舎展示資料館の公式サイトまたはSNSをチェックしてみてください。

歴史好きの方はもちろん、「ちょっと運動したい」「沖縄のことをもっと知りたい」という方にも、自信を持っておすすめできるイベントです。一緒に歩いて、発見しましょう。

 

【お問い合わせ】

軽便与那原駅舎展示資料館
与那原町字与那原3148番地の1
電話:098-835-8888
公式サイト:https://www.yonabaruekisha.com